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2026年6月27日土曜日

OpenSSH for Windows Server 2025 その5 Tera TermとOpenSSH for Windows Server 2025の相性

Windows Server & Cloud User Group Japan 第51回 勉強会セッション資料「OpenSSH for Windows Server 2025」 

の続き。上記セッション終了後、判明したことをまとめます。

Tera Term 5.6.0とOpenSSH for Windows Server 2025の相性なのか、キーバインドがあっていないようです。

具体的には、backspaceで文字列がすべて消せること、deleteで一文字ずつ前に削除(こちらはbackspaceの挙動とも言えます)です。こちら伝わりにくいので映像を用意しました。

Additional settings / "Keyboard" タブ ([Setup] メニュー)で、調整する必要があるかもしれない旨、教えていただきました。

Windows組み込みのsshでこのような事象は無いです。

putty 0.84もこのような事象は無いです。


2026年4月18日土曜日

OpenSSH for Windows Server 2025 その4 ローカルユーザーのパスワード認証

ADドメインユーザーではなく、ローカルユーザーを試してみます。

Windows Server および Windows 用の OpenSSH Server の構成 - AllowGroups、AllowUsers、DenyGroups、DenyUsers

を参照し、AllowUsersにローカルユーザーを追加しました(事前にローカルユーザーは作成済み)。sshdサービスも再起動します。


パスワード認証を試したところ、上手くいきました。

キーベース認証を試行していないことを思い出したので、別途確認します。

※何か権限設定を書き忘れているような気もするので、確認予定です。書き忘れがあれば別途追記します。

OpenSSH for Windows Server 2025 その3 キーベースの認証 ローカル管理者権限ありのADドメインユーザー

七転八倒のためGen AIを併用しながらという感じで試行錯誤した結果、タイトルの挙動故の設定が必要と理解しました。具体的には、下記の設定が必要でした。

Windows 用 OpenSSH でのキーベースの認証 - 管理ユーザー

通常ユーザーの公開キー配置場所である ホームディレクトリ\.ssh\id_ecdsa.pub ではなくて、$env:ProgramData\ssh\administrators_authorized_keys に置く必要がありました。加えて、set-contentでasciiにコード変換するとうまくいきました。コマンド例は下記のとおりです。

(Get-Content C:\Users\sashizaki\.ssh\id_ecdsa.pub) | Set-Content -Encoding ascii C:\ProgramData\ssh\administrators_authorized_keys

では、七転八倒をかいつまんでみていきます。基本的には、下記のドキュメントを参照しています。

Windows 用 OpenSSH でのキーベースの認証

まずは、ssh-keygenで秘密キーと公開キーのペアを作成します。

普通に、ホームディレクトリ\.ssh\id_ecdsa.pub に配置しました。これでキーベース認証が使えると思ったら間違いでして、

に記載がある %programdata%\ssh\sshd_config ファイルから「PubkeyAuthentication yes」を有効化して、sshdサービスを再起動します。(後で気づいて対応しましたが、この時点でパスワード認証も有効化しておくてデバッグしやすい)
ユーザー指定を変えながらいくつかリトライしたもののsshコマンドからつながらず。
Gen AIの提案から、
(Get-Content C:\Users\sashizaki\.ssh\id_ecdsa.pub) | Set-Content -Encoding ascii C:\ProgramData\ssh\administrators_authorized_keys
icacls C:\ProgramData\ssh\administrators_authorized_keys /inheritance:r
icacls C:\ProgramData\ssh\administrators_authorized_keys /grant "Administrators:F"
icacls C:\ProgramData\ssh\administrators_authorized_keys /grant "SYSTEM:F"
を実行しsshdサービスを再起動しました。

ssh /vでデバッグ情報を出力させながら、再試行しました。結果、成功。




2026年4月13日月曜日

OpenSSH for Windows Server 2025 その2 GPOによるサービスの制御

OpenSSHをホストごとに個別設定するのは手がかかりますので、グループポリシー(GPO)で制御します。

グループ ポリシーを使用して OpenSSH を管理する方法

に則り、設定します。

グループポリシーの管理を起動します。

GPOを作成します。
グループポリシーを編集しましょう。左側のナビゲーションウィンドウで、[コンピューターの構成]、[ポリシー]、[Windowsの構成]、[セキュリティの構成] 、[システムサービス] の順で選択します。その中にある[OpenSSH SSH Server] をダブルクリックします。

[このポリシーの設定を定義する]をチェックするとサービスの起動を制御できます。

[セキュリティの編集]をクリックすると、既定値の確認、編集が可能です。


では、サービスのスタートアップモードを無効化。gpupdate /forceでGPOを反映しました。止まりましたね。
サービスのスタートアップモードを手動に変更。gpupdate /forceでGPOを反映しました。
明示的に起動していないので、サービスは停止したままです。
サービスの管理でもスタートアップの種類は[手動]であることが確認できます。
スタートアップの種類を[自動]に変更します。
gpupdate /forceでGPOを反映しました。サービスの起動を確認できます。
サービスの管理でもスタートアップの種類は[自動]であり、サービスは実行中であることが確認できます。

次回は、キーベースの認証をみていきます。調べている限り、クセがあるので注意しなければなりませんので、その辺りも解説予定です。

2026年4月9日木曜日

OpenSSH for Windows Server 2025 その1 有効化とパスワード認証

Windows Server 2025では、OpenSSHが簡単に使えるようになっています。

Configure SSH Server on Windows Server 2025

を踏まえてみていきます。

有効化については、サーバーマネージャーからクリックするだけ。(下図の赤枠内をクリック)

確認が表示されますので、日本語で「はい」と入れましょう。

yやyesを入力しても却下されます。

有効化されると下図の赤枠内通りになります。
※無効化したい場合は、「有効」になっているリンクをクリックすれば良いです。

OpenSSHのサービスが有効化されています。
Windows Firewallでも通信が許可されています。
ただし、ルールのプロパティにある詳細タブから、Domainを追加でチェックします。

実際にパスワード認証で接続します。なおローカルユーザーで接続可能かは別途確認予定です。
ユーザー名が少々分かりにくいのですが、

ADドメイン名¥ADドメインのユーザー名@接続先ホスト名

となっています。接続した結果、拇印の受け入れを求められのが下記です。

接続できましたので、プロンプトにユーザー名が含まれています。
exitでリモート接続を終了できます。

次回は、グループポリシーによるサービス制御を解説します。