2014年4月28日月曜日

System Center 2012 R2 App Controllerのインストール、VMMの関連付け

System Center 2012 R2 App ControllerでAzureを管理してみたいので、これまた遅まきながらセットアップしていきます。
システム要件は、
System Requirements for System Center 2012 R2 App Controller
に情報があります。

システム要件に基づき、IISの役割及び役割サービスをインストールしていきます(しかしこれは、後で全く徒労に終わりました)。
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ここからApp Controllerをインストールしていきます(半分、パラメーター設計のためにさらしているようなものですね(^^;)。
App Controllerのメディアをセットし、インストール画面が表示されたら、[インストール]をクリックします。
sc2012r2ac-install12

プロダクトキーを入力し、[次へ]ボタンを押します。
sc2012r2ac-install13

[使用許諾契約書に同意します]をチェックし、[次へ]ボタンを押します。
sc2012r2ac-install14

いくつかのドキュメントに記載がありましたが、ここでIISの役割が自動的にインストールされます。なので事前にIISをインストールするのは徒労でした。[インストール]ボタンを押します。
sc2012r2ac-install15

[次へ]ボタンを押します。
sc2012r2ac-install16

ここで、App Controller用のサービスアカウントが必要だとわかりましたので、作ります。
sc2012r2ac-install17
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作成したサービスアカウントを指定し、[次へ]ボタンを押します。
sc2012r2ac-install20

今回は[自己署名証明書を生成する]がチェックされた状態で[次へ]ボタンを押します。
証明機関があるようであれば、その証明書を使うのがベターではあります。
sc2012r2ac-install21

別サーバーに構築済みのSQL Serverを指定します。ここでちょっと変な挙動があり、サーバー名を入力した時点でインスタンス名が消えてしまい[次へ]ボタンが押せなくなることがありました。試行錯誤したところ画面のようになりましたので、[次へ]ボタンを押します。
sc2012r2ac-install22

ここは設定変更せず、[次へ]ボタンを押します。
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[インストール]ボタンを押します。
sc2012r2ac-install24

待つことしばし。インストールが完了しました。[完了]ボタンを押して、ウィザードを閉じます。
sc2012r2ac-install25

App Controllerの管理画面(Webコンソール)にアクセスします。自己署名証明書を指定しましたので、おなじみの画面が表示されます。[このサイトの閲覧を続行する]をクリックして先に進みます(正規の証明書を使えばこの画面は表示されませんね)。
sc2012r2ac-install26

Sliverlightのインストール画面になりましたので、インストールを進めます(余談ですが、将来バージョンでSilverlightを使わなくなるのでしょうかね?!)。
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Sliverlightがインストール完了しましたので、漸くサインインの画面が表示されました。
sc2012r2ac-install31

サインインしてみました。まだ何も関連付けされていないので全く何もありません。
sc2012r2ac-install32

まずはVMMを関連付けます。Overviewの画面からも設定可能でしたが、Settings→Connectionsの順で展開し、[Connet]→[SCVMM]をクリックします。
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構築済みなSCVMMの情報を設定し、[OK]ボタンを押します。
sc2012r2ac-install34

VMMの関連付けが完了しました。
sc2012r2ac-install35

Overviewの画面に戻り、
sc2012r2ac-install36

Jobsをクリックすると関連付けのジョブを確認できました。
sc2012r2ac-install38

次にVirtual Machinesをクリックしてみましたが何も出ません。
sc2012r2ac-install37
で、以前SP1を試したときに、VMMでクラウドの設定が必要なことを思い出しました。

ということで、VMMでクラウドを作成します。
クラウドの作成ウィザードを起動、名前を設定し、[次へ]ボタンを押します。
sc2012r2vmm-cloud01

[すべてのホスト]をチェックし、[次へ]ボタンを押します。
sc2012r2vmm-cloud02

ラボとゲートウェイ用の仮想スイッチを両方選択し、[次へ]ボタンを押します。
sc2012r2vmm-cloud03

ロードバランサーは指定せず。[次へ]ボタンを押します。
sc2012r2vmm-cloud04

VIPテンプレートは指定せず。[次へ]ボタンを押します。
sc2012r2vmm-cloud05

ポート分類は指定せず。[次へ]ボタンを押します。
sc2012r2vmm-cloud06

[Local Storage]をチェックし、[次へ]ボタンを押します。
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ライブラリを二つ追加し、[次へ]ボタンを押します。
sc2012r2vmm-cloud08

容量の設定は変更せず。[次へ]ボタンを押します。
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機能プロファイルで[Hyper-V]をチェックし、[次へ]ボタンを押します。
sc2012r2vmm-cloud10

[完了]ボタンを押します。
sc2012r2vmm-cloud11

ジョブ画面で完了を確認します。
sc2012r2vmm-cloud12

作成したクラウドに対してVMを新規作成します。

ここまでやるとApp Controllerでいろいろ見えてきます。
作成したクラウドが表示されました。
sc2012r2ac-cloud01

作成したVMも表示されました。
sc2012r2ac-cloud-vm01
sc2012r2ac-cloud-vm02

Active Xだったと思うのですが、ブラウザ越しにコンソール接続できます。
IEのセキュリティ設定に追加します。
sc2012r2ac-cloud-vm03

ブラウザ越しにコンソールが接続できました。OSのインストール途中ですので、RDPではないことが確認できますね。
sc2012r2ac-cloud-vm04

この後、Azureの管理設定を行いますが、それはまた別記事にて。

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