2022年5月14日土曜日

Azure Arc Resource Bridgeを展開する その2 カスタムロケーションを作ってAzure Arc Resource Bridgeを展開

Azure Arc Resource Bridgeを展開する その1 準備 の続きです。

本稿は、Deploy Azure Arc Resource Bridge using command line の

Create a custom location by installing Azure Arc Resource Bridge 項を確認します。

1.Provide inputs for the following, using the parameters described below.

のパートです。変数設定します。

2.Log in to your Azure subscription and get the extension and providers for Azure Arc Resource Bridge:

のパートです。Azureへのログインから順次コマンドを実行していきます。


3.Run the following cmdlets:

のパートです。$resource_nameを設定し、CSV配下にフォルダーを作成します。がすでに作成済みだった。
New-ArcHciConfigFilesを実行します。
※仮想スイッチなどの変数は、再定義してます。
az arcappliance deploy hciを実行します。
上図の赤枠にあるアプライアンスのIPアドレスは、DHCPからリースされたものが使われていますね。でもタイムアウトしてます。。。
リトライしたところ、成功しました。。。
az arcappliance create hciを実行します。

4.Verify that the Arc appliance is running. Keep running the following cmdlets until the appliance provisioning state is Succeeded and the status is Running. This operation can take up to five minutes.

のパートです。statusが、Runningになるまで待ちました。

5.Add the required extensions for VM management capabilities to be enabled via the newly deployed Arc Resource Bridge:
のパートです。

6.Verify that the extensions are installed. Keep running the following cmdlet until the extension provisioning state is Succeeded. This operation can take up to five
 minutes.
のパートです。

7.Create a custom location for the Azure Stack HCI cluster, where customloc_name is the name of the custom location, such as "HCICluster -cl":
のパートです。カスタムロケーション名は、とりあえずそのまま使ってます。
ということで、汎用サービス、Resource Bridgeの仮想マシンが出来てます。

Azure Arc Resource Bridgeを展開する その1 準備

本稿は、Deploy Azure Arc Resource Bridge using command line の
※2022/05/17 上記リンクが正しくなかったためリンク切れしておりました。現在は修正済みです。ご指摘いただいた後藤さんへ感謝申し上げます。

Install PowerShell modules and update extensions 項を確認します。

1.Install the required PowerShell modules by running the following cmdlet as an administrator on all servers of the Azure Stack HCI cluster:

のパートです。全サーバーへNuGetのインストール、PowerShellGetモジュールをインストールします。画像は2ノードクラスターの片方のみです、悪しからずご了承ください。

PowerShellモジュールのインストールがすんだら、PowerShellウィンドウをいったん閉じて開きなおします。それが終わったら、Mocモジュールのインストールと初期化、ArcHCIモジュールのインストールを行います。画像は2ノードクラスターの片方のみです、悪しからずご了承ください。

2.Restart PowerShell and then provide inputs for the following in the PowerShell window on any one server of the cluster, using the parameters described below.

のパートです。PowerShellモジュールのインストールがすんだら、PowerShellウィンドウをいったん閉じて開きなおします。変数に値をセットします。

3.Prepare configuration for Azure Arc Resource Bridge:

のパートです。New-MocNetworkSettingの実行後、Set-MocConfigを何回か実行したところエラー。"connectionStatus is NotRecently"をいうことです。

これは、検証時のみ、Azure Stack HCIクラスターを起動しているため、Azureとの接続状態が最新化されていないということでして。何らかの理由で、Azure Stack HCIクラスターとAzureと接続していないと起こりうる感じでしょうかね。

Windows Admin Center (WAC)を起動して、Azureと同期します。


Azureと同期で来たので、Set-MocConfigを再実行できました。続いてInstall-Mocを実行します。
で、エラー。。。こちらも何回かリトライしました。エラーをよく見ると、AD DCかDNSのアクセス権限が足りていないようです。

ADのOUに権限付与してみました。


Install-Mocの実行が成功しました。

4.Update the required extensions:

のパートです。全サーバーで実施しました。画像は2ノードクラスターの両方です。


Azure Arc Resource Bridgeを展開する その2 カスタムロケーションを作ってAzure Arc Resource Bridgeを展開 に続く

2022年5月10日火曜日

Windows Server 2019のイベントログサブスクリプション構成へ、設定をひと手間加えないとダメなんだなぁ。

Windows Server 2022とAzure Stack HCI OSからイベントログ転送を確認したくて、Windows Server 2019でイベントログサブスクリプションを構成しました。が、一向にイベントログが飛んでこない。

イベントログサブスクリプションのランタイム状態を確認したらエラー。。。
※接続テストは、通っていたのに。。。

上記ダイアログにnetsh httpの記載があったので、確認してみました。まずイベントログサブスクリプションを構成したサーバー(通称コレクター)のイベントログを見てみたところ、エラーが発生していました。。。

netsh http show urlaclを実行してみました。
この情報と、イベントソース:Windows Remote Management、イベントID:10129を基に検索してみたところ、以下の情報を見つけました。

Events are not forwarded if the collector is running Windows Server

上記情報に、下記のような文面がありましたので引用します。(日本語がちょっとあれなので英文)。

The services function differently in Windows Server 2019. If a Windows Server 2019 computer has more than 3.5 GB of RAM, separate svchost processes run WinRM and WecSvc. Because of this change, event forwarding may not function correctly in the default configuration.

ということで、「WSMANに対してセキュリティ強化されている」と理解しました。よって、

 Events are not forwarded if the collector is running Windows Server

の[Resolution]項にある下記のコマンドを実行すればよいと判断しました。

netsh http delete urlacl url=http://+:5985/wsman/

netsh http add urlacl url=http://+:5985/wsman/ sddl=D:(A;;GX;;;S-1-5-80-569256582-2953403351-2909559716-1301513147-412116970)(A;;GX;;;S-1-5-80-4059739203-877974739-1245631912-527174227-2996563517)

S-1-5-80-4059739203-877974739-1245631912-527174227-2996563517 がWecSvcのSIDと理解してます。で実行してみました。

netsh http show urlaclを再実行したところ、権限が付与されました。

サブスクリプションの[再試行]をクリックします。

イベントログサブスクリプションのランタイム状態を確認したら、エラーからアクティブに変わりました。これで無事にイベントログが収集できましたよー

以上、おそらくWindows Server 2022でイベントログサブスクリプションを構成する際にも同じことが起きそうな気がするので、勉強になりました。

追伸

イベントログサブスクリプションは、下記記事で復習しました。

イベントサブスクリプションに関して

2022年5月1日日曜日

Windows Admin Center 2110.2がGAしたら、接続リストの挙動が治ったようだ

Windows Server Community Meetup #04のセッション動画「Windows Admin Center 2110」を公開します。

Windows Server Community Meetup #04の資料「Windows Admin Center 2110」を公開します。

に記載していた接続リストの表示がおかしい件、2110.2で修正されています。

WAC 2110の接続リスト画面

WAC 2110.2プレビュー版の接続リスト画面

という感じで、共有接続と個人接続の区別が見えなくなってました。

WAC 2110.2 GA版では、共有接続と個人接続の区別が分かるようになりました!


Windows Admin Center 2110.2がGAしたので、手動アップグレードします

Windows Admin Center version 2110.2 is now generally available!

ということで、プレビュー版からビルド番号が上がったGA版がリリースされました。本稿では、手動アップグレードの挙動を見てみます。

ダウンロードしたインストーラーを起動します。

ライセンス条項に同意して、[次へ]をクリックします。
診断データのオプションは、既定値のままとして、[次へ]をクリックします。
[次へ]をクリックします。
エンドポイントの構成は、既定値のままとして、[次へ]をクリックします。
ポート番号の確認、すでに指定済みの証明書拇印が選択されていることを確認して、[インストール]をクリックします。
手元の環境だと、5分ほどでインストール(アップグレード)完了しました。
バージョン番号とビルド番号を確認します。

以上です。インストール時のパラメーターは変わっていませんね。

Azure Stack HCIで使用できるWindows Server無制限ライセンスの選択肢について

Azure Strack HCI のサブスクリプションにおける、Windows Server の無制限仮想マシンライセンスが提供開始

という記事を書きました。そのあと、だどってみると、下記のコンテンツにたどり着きました。

Azure Stack HCI での Windows Server VM のライセンス認証

上記には、Windows Serverサブスクリプションなのか、BYOLなのかを仮想マシンのライセンスとして選択できることが記載されています。

また、BYOLについても、AVMAなのか、KMSなのか、はたまはそのほかなのかといった選択肢がある旨、記載されています。

ランセンス選択の分岐パス以外にも、下記のコンテンツがあります。熟読しておきたいドキュメントだといえますね。

  1. ライセンスの取得
    • ライセンス オプションの比較
    • ゲスト バージョン
    • チュートリアル: Windows Server サブスクリプション
  2. VM のアクティブ化
    • AVMA の利点
    • チュートリアル: AVMA によるライセンス持ち込み (BYOL) ライセンス認証
    • ホスト サーバーに対して VM のライセンス認証を行う
  3. よく寄せられる質問

Windows Admin Center から CSV を BitLocker 暗号化します。


※画面採取のタイミングで、2110と2110.2という二つのGA版を使用しています。

2年ほど前に、下記の記事を書いていました。

Storage Spaces Direct の CSV を BitLocker 暗号化

再び同じ確認をしようと思い、まずはWindows Admin Center (WAC)から、Azure Stack HCIに対して、Cluster Shared Volume (CSV)を作成し始めました。

[暗号化]というオプションがありますね。暗号化を有効化せず、普通に作ってから確認したところ、BitLocker暗号化のことでした。BitLocker暗号化をCSVに対して有効化した画面は下記のとおりです。
[BitLocker回復キーの表示]をクリックすると、BitLocker暗号化の解除キーが確認できます。

Windows Server 2022 HCIの既設CSVに対して、BitLockerを有効化しようとしている画面は、下記の通りです。

既定で、下記のオプションが有効化されており、解除不可です。

  • クラスターのADアカウントはロックを解除できる
    これができないと仮想マシンの仮想ハードディスクにアクセスできない、すなわち仮想マシンが動かないですね。
    解除できないようになっていると安心です。
  • 回復パスワードを生成する
    生成してくれないと困ります。。。
念のため、[回復パスワードをADにバックアップする]を有効化して作成しました。
※[パスワードはロック解除できる]は、無効化のままでも仮想マシンの動作には問題なかったです。念のため。
生成途中の画面は、下記のとおりです。
上記の通り、生成途中で、回復パスワードを確認できます。この回復パスワードを厳重に保管しておきます。

以上、とても楽できるということがわかりましたよ。